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i”要素:質が異なるテキスト

記事Apr. 12th,2015
July 7th,2020
他とは質が異なるテキストを表す要素
この記事はHTML Living Standardに対応しています。
この記事はHTML Living Standardに対応しています。

要素について

i”要素は他とは質が異なるテキストを表します。

文章中の専門用語、外国語、発言、思考、固有名詞などに用いることができます。

強調されると文章の意味合いが変わるようなテキストにはem”要素を使用するのが適切です。

他に適切な要素(定義される用語はdfn”要素、引用元はcite”要素など)がある場合はその要素を使用します。

サンプルコード

<p>すると彼女は彼に向って<i>あなたは友達としてしか見られないの</i>と言い放ったのだ。</p>

すると彼女は彼に向ってあなたは友達としてしか見られないのと言い放ったのだ。

一般的なブラウザでは“i”要素の内容はイタリック体で表示されます。

属性と値

属性
属性 説明 説明
必須属性
なし
任意属性
グローバル属性

“イタリック体”を表す

HTML4まで

HTML4までは“i”要素はスタイリング用の要素の一つでイタリック体にするための要素でした。HTML5でも一般的なブラウザでは“i”要素の内容はイタリック体で表示されますが、イタリック体にする目的で使用するのは適切ではありません。

代替方法

特別な意味を持たせることなくイタリック体にしたい場合はspan”要素などにスタイルシートのfont-style”プロパティを指定します。

.text-italic {
font-style: italic;
}
<p>特に意味のないテキストだが<span class="text-italic">この部分</span>だけはイタリック体にしたかったのでスタイルシートでイタリック体にしてみた。</p>

特に意味のないテキストだがこの部分だけはイタリック体にしたかったのでスタイルシートでイタリック体にしてみた。

仕様書

i”要素はHTML2.0から定義されている要素です。意味が変更されましたが現行の仕様であるHTML Living Standardでも定義されています。

定義されている仕様書
HTML 4 HTML 5 HTML 5.1 HTML 5.2 HTML Living Standard
<i>
定義あり

定義あり

定義あり

定義あり

定義あり
DOMインターフェース

i”要素は“HTMLElement”インターフェイスを使用します。

UAスタイルシート
@namespace url(http://www.w3.org/1999/xhtml);

i {
font-style: italic;
}
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