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u”要素:テキストのラベル付け

記事Apr. 30th,2015
July 7th,2020
テキストのラベル付けを表す要素
この記事はHTML Living Standardに対応しています。
この記事はHTML Living Standardに対応しています。

要素について

u”要素はテキストのラベル付けを表す要素です。

ニュアンスがはっきりと伝わりにくかったり、本来の意味とは違う意味で使っているテキストやスペルミス、中国語における固有名詞などに印をつけるために使用することができます。

他に適切な要素(重要性の高いテキストはstrong”要素、強調したいテキストはem”要素、特定の関連性を持って強調したいテキストはmark”要素など)がある場合はその要素を使用します。

一般的に下線を伴って表示されるハイパーリンクとユーザーが誤認する個所では使用するべきではありません。

サンプルコード

<p>手紙には彼女は今<u>Rondon</u>に滞在していると書かれていた。</p>

手紙には彼女は今Rondonに滞在していると書かれていた。

一般的なブラウザでは“u”要素の内容は下線を伴って表示されます。

属性と値

属性
属性 説明 説明
必須属性
なし
任意属性
グローバル属性

“下線”を表す

HTML4まで

HTML4までは“u”要素はスタイリング用の要素の一つで下線を引くための要素でした。HTML5でも一般的なブラウザでは“u”要素の内容は下線を伴って表示されますが、下線を引く目的で使用するのは適切ではありません。

代替方法

特別な意味を持たせることなく下線を引く場合はspan”要素などにスタイルシートのtext-decoration”プロパティを指定します。

.text-underline {
text-decoration: underline;
}
<p>特に意味のないテキストだが<span class="text-underline">この部分</span>だけは下線を引きたかったのでスタイルシートで下線を引いてみた。</p>

特に意味のないテキストだがこの部分だけは下線を引きたかったのでスタイルシートで下線を引いてみた。

仕様書

u”要素はHTML2.0で定義され、次のHTML2.0では定義されませんでしたがその後HTML3.2から再び定義されている要素です。意味が変更されましたが現行の仕様であるHTML Living Standardでも定義されています。

定義されている仕様書
HTML 4 HTML 5 HTML 5.1 HTML 5.2 HTML Living Standard
<u>
非推奨

定義あり

定義あり

定義あり

定義あり
DOMインターフェース

u”要素は“HTMLElement”インターフェイスを使用します。

UAスタイルシート
@namespace url(http://www.w3.org/1999/xhtml);

u {
text-decoration: underline;
}
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