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メディア・クエリ~“color”メディア・フィーチャー

記事Jan. 16th,2019
July 7th,2020
出力デバイスのカラーコンポーネントあたりのビット数を条件とするためのメディア・フィーチャー
この記事はCSS3に対応しています。
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color”メディア・フィーチャーについて

color”メディア・フィーチャーは出力デバイスのカラーコンポーネントあたりのビット数を条件とするためのメディア・フィーチャーです。

一般的なカラーディスプレイは赤、緑、青の3色を混ぜて色を表現するRGBカラーモデルを使用しており、各色を表現するのがカラーコンポーネントです。

カラーコンポーネント
カラーコンポーネント

一般的な液晶ディスプレイは24ビットカラー(24bpp)で赤、緑、青の各色をそれぞれ8(=3×8)ビットで表現します。8ビットで256(=28)階調を表現できるので画素1個では約1677(=224)万色を表現できます。

カラーコンポーネントごとにビット数が異なる場合は最も小さい値が、インデックスカラーを使用するデバイスはカラーテーブル内のカラーコンポーネントあたりのビット数の最小値が使用されます。

インデックスカラーについては後述しています。

値は範囲コンテキスト、もしくはmin-”接頭辞と“max-”接頭辞で範囲指定できます。

モノクロデバイスのビット数を条件とする場合はmonochrome”メディア・フィーチャーを使用します。

指定できる値

説明
<integer> 出力デバイスのカラーコンポーネントあたりのビット数
0 出力デバイスはカラーデバイスではない
(省略) 出力デバイスはカラーデバイスである

サンプルコード

@media (min-color: 8) {
.sample {
/* 24ビットカラー以上のデバイスに適用されるスタイル。 */
}
}

@media (color) {
.sample {
/* カラーデバイスに適用されるスタイル。 */
}
}
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