プロパティについて
#
概要
初期値 | “height: auto;” |
適用対象 | 非置換インライン要素を除くすべての要素 |
継承 | No |
パーセント値 | 内包される包括ブロックの高さを“100%”とする |
計算値 | 指定した値(ただし、“<length-percentage>”値は算出された値) |
アニメーション | 計算値(“fit-content()”関数に再帰) |
“height”プロパティは要素の高さ、垂直方向の大きさを指定するプロパティです。
“height”プロパティは要素の好ましい高さを指定します。“min-height”プロパティや“max-height”プロパティなどによる制約がなければ“height”プロパティで指定された高さで表示されます。
“height”プロパティは既定ではコンテント・ボックスの高さを指定します。“height”プロパティで指定した高さをボーダー・ボックスの高さとしたい場合は“box-sizing: border-box;”を適用します。
サンプルコード
#
値
値 | 説明 |
---|---|
キーワード値 | |
auto | 要素の既定のレイアウト方法に合わせてユーザー・エージェントが高さを計算します |
min-content | 【横書きの場合】要素の既定のレイアウト方法に合わせてユーザー・エージェントが高さを計算します |
【縦書きの場合】コンテンツをはみ出さずに内包できる最小の高さ (許容される箇所ですべて折り返した時にコンテンツを内包できる最小の高さ) | |
max-content | 【横書きの場合】要素の既定のレイアウト方法に合わせてユーザー・エージェントが高さを計算します |
【縦書きの場合】要素の理想的な高さ (コンテンツを折り返さずに内包できる最小の高さ) | |
stretch | マージン・ボックスの高さが使用可能な領域の高さをすべて占有するように高さを計算 (上下のマージンは折りたたまれず、“auto”の場合は“0”として扱われます。) |
fit-content | “min-content”と“stretch”のうちの大きい方と“max-content”を比べた時の小さい方の値と同じ |
contain | アスペクト比が指定されていればその制約の中でマージン・ボックスの高さが使用可能な領域の高さをできる限り占有するように高さを計算 (アスペクト比が指定されていなければ“stretch”と同じです。) |
“<length-percentage>”値 | |
<length> | “px”、“vh”などで高さを指定 |
<percentage> | 内包される包括ブロックの高さを“100%”として高さを指定 |
他の値 | |
fit-content() | “fit-content()”関数で高さを指定 |
共通キーワード |
#
仕様書
定義されている仕様書
height |
---|
<length> | ||||
---|---|---|---|---|
<percentage> | ||||
auto | ||||
min-content | ||||
max-content | ||||
fit-content() | ||||
stretch | ||||
fit-content | ||||
contain |
使用例
#
#
高さを内容に合わせる
横書きの場合
div {
height: min-content;
writing-mode: horizontal-tb;
}
In spring, dawn is the most beautiful moment.
div {
height: max-content;
writing-mode: horizontal-tb;
}
In spring, dawn is the most beautiful moment.
縦書きの場合
div {
height: min-content;
writing-mode: vertical-rl;
}
In spring, dawn is the most beautiful moment.
div {
height: max-content;
writing-mode: vertical-rl;
}
In spring, dawn is the most beautiful moment.
#
#
#
#