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<string>”値~文字列

記事Nov. 22nd,2020
CSSの<string>値、文字列について
この記事はCSS3に対応しています。
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““<string>”値”とは?

<string>”値は文字列を表します。

<string>”値は二重引用符(“"”)もしくは単一引用符(“'”)で囲まれた文字の並びで表します。ほとんどすべての文字はそのまま記述することができますが、一部の文字はそのまま記述することはできず、エスケープしなければなりません。

二重引用符(“"”)で囲まれた“<string>”値の中で二重引用符を使用する場合はエスケープ(“\"”もしくは“\22”)する必要があります。同様に単一引用符(“'”)で囲まれた“<string>”値の中で単一引用符を使用する場合もエスケープ(“\'”もしくは“\27”)します。

コードの見栄えを整える理由などで“<string>”値を複数行にわたって記述する場合は改行を“\”でエスケープしなければなりません。この場合、実際に値が出力されるときにはこの改行は無視され、改行していないものと同様の文字列を表します。出力される値に改行を含める場合は改行文字をエスケープ(“\A”)して記述します。

<string>”値の例

以下は有効な“<string>”値の例です。

文字列
"春はあけぼの。"
'春はあけぼの。'

空文字列
""
''

引用符を含む文字列
"彼女は\"夏は夜。\"と言った"
'彼女は\'夏は夜。\'と言った'

コードを複数行に記述する
"複数行に渡って\
このコードを記述しているが\
出力されるときには\
1行の文字列として\
出力されるだろう。"

改行を含む文字列
"春はあけぼの。\Aやうやう白くなりゆく山際、\A少し明かりて、\A紫だちたる雲の細くたなびきたる。"

仕様書

定義されている仕様書
Level 1 Level 2 Level 3 Level 4
勧告(REC) 勧告(REC) 勧告候補(CR) 作業草稿(WD)
<string>
定義なし

定義あり

定義あり

定義あり
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