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“perspective()”関数
“perspective()”関数は要素からの視点の距離を変更するための関数です。
“<transform-function>”値として使用することができ、“transform”プロパティで要素の遠近感を変更することができます。
引数は1個の“0”以上の“<length>”値、もしくは“none”です。“<length>”値はxy-平面(Z座標が“0”である面)との視点の距離を表します。
引数となる距離が小さければ小さいほどZ座標が“0”よりも大きい面は拡大され、Z座標が“0”よりも小さい面は縮小されて描画されます。
“1px”よりも小さい引数は描画や補間に使用する際には“1px”として扱われます。
引数が“none”の時は要素は変形されません。
変形マトリクス
以下は“perspective(d)”を表す変形マトリクスの成分です。
“none”は“∞”として扱われます。
m11 | m21 | m31 | m41 |
---|---|---|---|
m12 | m22 | m32 | m42 |
m13 | m23 | m33 | m43 |
m14 | m24 | m34 | m44 |
1 | 0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 0 | 0 |
0 | 0 | 1 | 0 |
0 | 0 | calc(-1 / d) | 1 |
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