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“rotateY()”関数
“rotateY()”関数は要素をY軸を回転軸として回転させるための関数です。
“<transform-function>”値として使用することができ、“transform”プロパティで要素を回転させることができます。
引数は1個の“<angle>”値で、回転する角度を表します。
値が正の数である場合はY軸の正の側から原点を見て時計回り、値が負の数である場合は反時計回りの回転を表します。回転する角度が0度の場合は単位を省略して“0”とすることができます。
回転軸は“transform-origin”プロパティで指定した原点を通ります。原点は既定では要素の中心です。
同様の回転は“rotate3d()”関数でも表すことができます。
変形マトリクス
以下は“rotateY(a)”を表す変形マトリクスの成分です。
m11 | m21 | m31 | m41 |
---|---|---|---|
m12 | m22 | m32 | m42 |
m13 | m23 | m33 | m43 |
m14 | m24 | m34 | m44 |
calc(1 - 2 * pow(sin(a / 2),2)) | 0 | calc(-2 * sin(a / 2) * cos(a / 2)) | 0 |
0 | 1 | 0 | 0 |
calc(-2 * sin(a / 2) * cos(a / 2)) | 0 | calc(1 - 2 * pow(sin(a / 2),2)) | 0 |
0 | 0 | 0 | 1 |
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