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要素について
カテゴリー | フロー・コンテンツ、パルパブル・コンテンツ |
利用場所 | フロー・コンテンツが置ける場所 |
内容 | フロー・コンテンツ(ただし、ヘッディング・コンテンツ、セクショニング・コンテンツ、“header”要素、“footer”要素、“address”要素を子孫要素に持つことはできない) |
タグの省略 | 不可 |
“address”要素は直近の親要素にあたる“body”要素、“article”要素に対する連絡先情報を示すための要素です。記事や文書の作者の住所、電話番号、メールアドレス、ウェブサイトへのリンクやお問い合わせ用メール送信フォームへのリンクなどを示すのに使用できます。
更新日時など連絡先とは関係ない情報を含むことはできません。また、あくまで文書や記事に対する連絡先を示すための要素であるので文書や記事と無関係の住所、電話番号などの連絡先を内容に含むのも適切ではありません。
“footer”要素内に配置する場合が多いですがそうしなければならないわけではありません。
サンプルコード
文書の連絡先情報
記事の連絡先情報
<article>
<h1>バナナの栄養素</h1>
<p>
ビタミンB群や、ビタミンCなどのビタミン、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれる。また1本(約100g)約86kcalと、ごはんやパンと比べて低カロリーである。
</p>
<footer>
<address>
<p>詳細につきましてはこちらにご連絡ください</p>
<a href="mailto:emailaddress@example.com">甘蕉太郎</a>
</address>
</footer>
</article>
バナナの栄養素
ビタミンB群や、ビタミンCなどのビタミン、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれる。また1本(約100g)約86kcalと、ごはんやパンと比べて低カロリーである。
“article”要素が入れ子になっている場合、“address”要素の適用範囲は直近の親となる“article”要素のみです。外側の“article”要素に配置されている“address”要素は内側の“article”要素には適用されません。
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仕様書
“address”要素はHTML2.0から定義されている要素です。現行の仕様であるHTML Living Standardでも定義されています。
定義されている仕様書
<address> |
---|
DOMインターフェース
“address”要素は“HTMLElement”インターフェイスを使用します。
UAスタイルシート
@namespace url(http://www.w3.org/1999/xhtml);
address {
display: block;
font-style: italic;
unicode-bidi: isolate;
}
/* 文書の文字エンコーディングが ISO-8859-8 である場合 */
address {
unicode-bidi: bidi-override;
}