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“rows”属性について
“wrap”属性は“textarea”要素で表される入力欄がフォームで送信するテキストに改行を自動的に挿入するかを指定します。
入力されたテキストが入力欄の端に達するとテキストは折り返して表示されます。通常この折り返しは送信される値には含まれませんが、“wrap”属性の値が“hard”である場合は送信される値にも入力欄の端にあたる箇所に自動的に改行が挿入されます。
“wrap”属性の値が“soft”である場合も初期入力値に含まれる改行やユーザーの入力による改行は送信される値に含まれます。
“wrap”属性が省略された場合の既定値は“soft”です。
“wrap”属性の値が“hard”である場合に改行が挿入される箇所は実際に表示されたテキストが折り返されている箇所になります。スタイルシートの“width”プロパティなどで横幅が指定されている場合は“cols”属性で指定している文字数とは異なります。また、多くのブラウザではユーザーの操作により入力欄の横幅を変更できます。横幅が変更されると“wrap”属性によって改行が挿入される箇所も変わります。
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サンプルコード
自動的な改行の挿入はしない
自動的に改行を挿入する
<form method="post" action="sample-textareatag1.php" target="_blank">
<fieldset>
<p>
<label>
猫が好きですか?:
<textarea name="comment" rows="5" cols="20" wrap="hard">
清少納言は「猫は、上の限り黒くて、腹いと白き。」と記している。
背中の全体が黒くてお腹が白い猫が良いという意味だが私もそう思う。
</textarea>
</label>
</p>
</fieldset>
<p><input type="submit" value="送信する"></p>
</form>