“@counter-style”ルール~“symbols”ディスクリプタ

概要

“symbols”ディスクリプタは“system”ディスクリプタによって指定されたアルゴリズムがリスト・マーカーを生成するために使用する記号を指定します。

“@counter-style”ルールは“system”ディスクリプタの値が“cyclic”、“numeric”、“alphabetic”、“symbolic”、“fixed”である場合は有効な“symbols”ディスクリプタを含まなければなりません。

値

値の指定方法

“<symbol>”値はホワイトスペースで区切って記述することで複数指定することができます。

“system”ディスクリプタの値によって必要な“<symbol>”値の最低数が異なります。“cyclic”、“fixed”、“symbolic”の場合は少なくとも1個の“<symbol>”値の指定が必要です。“alphabetic”、“numeric”の場合は少なくとも2個の“<symbol>”値の指定が必要です。必要数に満たない場合、“@counter-style”ルールはカウンター・スタイルを定義しません。

複数記述された“<symbol>”値の順番は意味を持ちます。どのように解釈されるかは“system”ディスクリプタの値によって異なります。“numeric”の場合、“<symbol>”値は記述された順に“0”、“1”、“2”...の数字として解釈されます。他のアルゴリズムでは“<symbol>”値を記述した順に使用していきます。

使用例

ol { list-style-type: sample-counter;}

@counter-style sample-counter {

system: cyclic;
symbols: "\1F400" "\1F402" "\1F405" "\1F407" "\1F409" "\1F40D" "\1F40E" "\1F40F" "\1F412" "\1F413" "\1F415" "\1F417"; /* U+1F400(“🐀”) U+1F402(“🐂”) U+1F405(“🐅”) U+1F407(“🐇”) U+1F409(“🐉”) U+1F40D(“🐍”) U+1F40E(“🐎”) U+1F40F(“🐏”) U+1F412(“🐒”) U+1F413(“🐓”) U+1F415(“🐕”) U+1F417(“🐗”) */

}

1. 東京スカイツリー
2. 対馬オメガ局送信用鉄塔
3. 硫黄島ロランC主局（初代）
4. 硫黄島ロランC主局（2代）
5. 南鳥島ロランC局（初代）
6. 東京タワー
7. NHK川口送信局
8. あべのハルカス
9. 明石海峡大橋
10. 横浜ランドマークタワー
11. 虎ノ門ヒルズ森タワー
12. りんくうゲートタワービル
13. 大阪府咲洲庁舎
14. おおたかどや山標準電波送信所
15. 依佐美送信所

ol { list-style-type: sample-counter;}

@counter-style sample-counter {

system: numeric;
symbols: \1D7D8 \1D7D9 \1D7DA \1D7DB \1D7DC \1D7DD \1D7DE \1D7DF \1D7E0 \1D7E1; /* U+1D7D8(“𝟘”) U+1D7D9(“𝟙”) U+1D7DA(“𝟚”) U+1D7DB(“𝟛”) U+1D7DC(“𝟜”) U+1D7DD(“𝟝”) U+1D7DE(“𝟞”) U+1D7DF(“𝟟”) U+1D7E0(“𝟠”) U+1D7E1(“𝟡”) */

}

1. 東京スカイツリー
2. 対馬オメガ局送信用鉄塔
3. 硫黄島ロランC主局（初代）
4. 硫黄島ロランC主局（2代）
5. 南鳥島ロランC局（初代）
6. 東京タワー
7. NHK川口送信局
8. あべのハルカス
9. 明石海峡大橋
10. 横浜ランドマークタワー
11. 虎ノ門ヒルズ森タワー
12. りんくうゲートタワービル
13. 大阪府咲洲庁舎
14. おおたかどや山標準電波送信所
15. 依佐美送信所

仕様書

定義されている仕様書

symbols

<symbol>