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steps()”関数CSS3で追加

記事Aug.29th,2021
値を階段状に変化させるCSSのイージング関数、“steps()”について
この記事はCSS3に対応しています。
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steps()”関数

steps()”関数は入力値を指定されたステップ数の階段状に変化させて出力するイージング関数です。

<step-easing-function>”値として使用することができ、animation-timing-function”プロパティtransition-timing-function”プロパティでアニメーションの進行速度を制御することができます。

引数はステップ数、ステップ位置の順にコンマ(“,”)で区切って記述します。

steps(〚ステップ数〛,〚ステップ位置〛)

1個目の引数は値が経由するステップ数を<integer>”値で指定します。2個目の引数が“jump-none”である場合は“2”以上、そうでなければ“1”以上の整数値を指定します。ステップの間隔は等間隔です。

2個目の引数は値が経由するステップの位置(“<step-position>”)を指定し、以下の6個のキーワードのいずれかで指定します。この引数は省略可能で、省略された場合は“end”として扱われます。

引数 説明
jump-start 入力進捗値が“0”の時に最初の出力値の上昇が起きます
jump-end 入力進捗値が“1”の時に最後の出力値の上昇が起きます
jump-none 出力値の上昇は入力進捗値が“0”と“1”の間にある時にだけ起こります
jump-both 入力進捗値が“0”の時に最初の出力値の上昇が起き、“1”の時に最後の出力値の上昇が起きます
start jump-start”と同じ
end jump-end”と同じ
ステップ位置ごとのグラフ

以下はステップ数が“3”の場合の出力値の変化を表したグラフです。

“jump-start”
“jump-end”
“jump-none”
“jump-both”

使用例

.sample-box-1 { animation-timing-function: steps(3,jump-start);}
.sample-box-2 { animation-timing-function: steps(3,jump-end);}
.sample-box-3 { animation-timing-function: steps(3,jump-none);}
.sample-box-4 { animation-timing-function: steps(3,jump-both);}
.sample-box-5 { animation-timing-function: steps(3,start);}
.sample-box-6 { animation-timing-function: steps(3,end);}
"steps(3,jump-start)"
"steps(3,jump-end)"
"steps(3,jump-none)"
"steps(3,jump-both)"
"steps(3,start)"
"steps(3,end)"
*マウスをホバーしている間にアニメーションが適用されます

仕様書

定義されている仕様書
Level 1
勧告候補(CR)
steps()
定義あり
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