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HTML Living standard

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HTML Living standardについて

HTML Living standardとは?

“HTML Living standard”とは?

HTML Living standard”はWHATWGによって策定されているウェブ上の文書を記述するためのマークアップ言語であるHTMLの技術仕様の標準規格です。

WHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group)”はApple、Google、Microsoft、Mozillaが参加するHTML関連技術の標準仕様を策定するため団体です。

従来HTMLの仕様はHTMLの5回目の改訂版であるHTML5まではW3Cよって策定されてきました。“HTML Living standard”はこれに代わる標準規格です。

W3C(World Wide Web Consortium)”は“World Wide Web”で使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された団体でHTML、XML、MathML、DOM等の標準規格を策定しています。

仕様の内容自体にはWHATWGによる“HTML Living standard”とW3CによるHTML5の間に大きく異なる点は少ないですが、仕様の策定の過程の違いは特筆すべきです。W3CによるHTMLは“作業草稿”、“勧告候補”、“勧告案”、“勧告”と段階を踏んで“完成”された仕様を策定することを目指していました。しかし、WHATWGによる“HTML Living standard”は日々少しずつ継続的に更新され続ける“Living(生きている)”な仕様を目指しています。

WHATWGウェブサイトで“HTML Living standard”の仕様書を閲覧することができます。
HTML Standard新しいウィンドウで表示します

2つの“HTML”

長らくHTMLの仕様はW3Cによって検討・標準化が進められてきましたが、HTMLよりもXMLの標準化を優先するW3Cの方針やウェブ制作者のニーズに対する軽視に不満を持ったApple、Mozilla、Operaによって2004年にWHATWGが立ち上げられると、WHATWGが独自に次世代HTMLの在り方を検討するようになりました。主要なブラウザのメーカーからなるWHATWGは徐々に影響を強め、HTML5の検討・標準化の際にはW3CはWHATWGが策定してきた技術仕様をHTML5のベースとして採用しました。HTML5の仕様策定においては一時W3CとWHATWGは協力関係になったのですがHTML5に続くバージョンのHTML5.1、HTML5.2の仕様を策定していく間にも意見の食い違いは続き、WHATWGが策定していたHTML5の仕様を“HTML Living standard”として独自に策定していくようになります。

以降W3Cが策定するHTML5/5.1/5.2とWHATWGが策定する“HTML Living standard”の2つの仕様が併存するようになりました。大きな違いのないこれらの2つの仕様ですが、細部では異なる部分がありました。MicrosoftのInternet ExplorerはW3Cの仕様に沿って、GoogleのChrome、MozillaのFirefox、AppleのSafariはWHATWGの仕様に沿って開発されてるといった状態になり、混乱のもととなっていました。

2019年5月になりようやくW3CとWHATWGは“HTML Living standard”をHTML技術仕様の唯一の標準規格とすると合意しました。W3Cは独自にHTML技術仕様を策定するのを取りやめ、今後はWHATWGが主体となってHTML技術仕様を策定・更新し、これにW3Cが協力していくことになりました。

前述の通り、今後は“HTML Living standard”がHTML5/5.1/5.2に続くHTML技術仕様の標準規格となります。

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