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“defer”属性について
“defer”属性はスクリプトをパースと並行して読み込み、パースの完了後に実行する属性です。
通常ブラウザはパースの途中でスクリプトを見つけるとパースを中断し、スクリプトを読み込んで実行するまでパースが再開されないため、その分ウェブページが表示されるのが遅れてしまいます。“defer”属性を指定された“script”要素で埋め込まれるスクリプトはパースと並行して読み込みが行われるため、ウェブページの表示が遅れるのを防ぐことができます。
“defer”属性と“async”属性を両方指定した場合は、“async”属性に対応するブラウザでは“async”属性、“async”属性に対応していないブラウザでは“defer”属性が効果を持ちます。
“script”要素の内容がデータブロックの場合は“defer”属性を指定してはいけません。
“defer”属性は“src”属性を指定していない“script”要素には指定してはいけません。また、埋め込まれるスクリプトがモジュールスクリプトである場合はデフォルトで読み込みがパースと並行で行われ、実行がパースの完了後であるため、“defer”属性は意味を持たず、指定するべきではありません。
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