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“clamp()”関数
“clamp()”関数は値を一定の範囲内に収まるように指定する比較関数です。
“clamp()”関数は以下の値が使用できる場所で使用できます。
- “<length>”値
- “<frequency>”値
- “<angle>”値
- “<time>”値
- “<flex>”値
- “<resolution>”値
- “<percentage>”値
- “<number>”値
- “<integer>”値
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“clamp()”関数の構文
引数は3個の数式をコンマ(“,”)で区切って記述します。引数には数学関数(“min()”関数や“sin()”関数など)や数式が使用できます。
引数は最低値、中間値、最大値の順に記述します。
中間値が指定された最低値と最大値の間にある場合は“clamp()”関数は中間値をそのまま値として返します。中間値が最低値を以下である場合は最低値、中間値が最大値を以下である場合は最大値を値として返します。
最小値が最大値よりも大きい場合には最小値が優先されます。例えば、“clamp(800px,100%,200px)”は“800px”を表します。
“max()”関数に“min()”関数を入れ子にした場合と同じ値を表すことができます。
例えば、横幅を指定された範囲内で可変にしたい場合には“width”プロパティと“min-width”プロパティ、“max-width”プロパティを使用する方法もありますが、“clamp()”関数を使用するとよりシンプルに実装することができます。
相対単位を使用して大きさを指定する他の場面でも使用できます。
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