Sep. 2nd,2018
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“itemscope”属性について
“itemscope”属性は要素の内容にマイクロデータが含まれることを示す属性です。“itemscope”属性が指定された要素は“アイテム(item)”と呼ばれ、ある特定の物事についての情報であることを表します。
マイクロデータを記述するためには“itemscope”属性が必須です。
“itemscope”属性が指定された要素には通常“itemtype”属性を指定します。“itemtype”属性が指定されていない場合や“itemtype”属性の値が不正な場合はマイクロデータの定義は不明とされます。
グローバル属性なのですべての要素に対して指定することができます。
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サンプルコード
<div itemscope itemtype="http://schema.org/Person">
<p itemprop="description">
紫式部は同時代に生きて宮廷につかえた<span itemprop="colleague">清少納言</span>とライバル関係にあったと言われ、“<span itemprop="subjectOf">紫式部日記</span>”では以下のように記しています。
</p>
<div itemscope itemtype="http://schema.org/CreativeWork">
<blockquote itemprop="text">
<p>
清少納言こそしたり顔にいみじう侍りける人。さばかりさかしだち、真名書きちらして侍るほども、よく見れば、まだいと足らぬこと多かり。かく、人に異ならむと思ひ好める人は、かならず見劣りし、行く末うたてのみ侍れば、艶になりぬる人は、いとすごうすずろなる折も、もののあはれにすすみ、をかしきことも見すぐさぬほどに、おのづからさるまじくあだなるさまにも侍るべし。そのあだになりぬる人の果て、いかでかはよく侍らむ。
</p>
</blockquote>
</div>
<p itemprop="description">
このように紫式部は清少納言を批判しているのですが、しかし当時2人は面識はなかったのではないかという見方が有力です。
</p>
</div>
