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input”要素~“type="range"HTML5で追加

記事Sep.16th, 2020
大まかな数値の入力欄
この記事はHTML Living Standardに対応しています。
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type="range"

送信可能な値 数値
妥当性のチェック 書式の制約あり

type="range"”を指定したinput”要素は大まかな数値の入力欄を表します。

フォームの送信時にはname”属性の値とともに入力された数値が送信されます。

入力できる値の範囲はmin”属性max”属性で指定します。指定しない場合の既定値は最小値が“0”、最大値が“100”です。また、step”属性を指定しない場合の入力できる値の間隔は“1”です。

value”属性で指定されない場合の入力値の初期値は最小値と最大値の中間値です。

list”属性datalist”要素と関連付けると入力の目安となる目盛が表示されます。

多くのブラウザではユーザーがノブを操作することで入力値を編集するスライダーが表示されます。通常入力値が数値として表示されないので正確な数値の入力を求める場面での使用には向きません。厳密な数値の入力を求める場合はtype="number"を指定したinput”要素を使用します。

対応していないブラウザでは単純なテキスト入力欄(type="text")として扱われます。

サンプルコード

<form method="post" action="sample-inputtag2.php" target="_blank">
<fieldset>
<p><label>猫が好きな度合い:<input type="range" name="sample01"></p>
</fieldset>
<p><button type="submit">送信する</button></p>
</form>

*送信すると入力内容が表示されます。

属性と値

属性
属性 説明 説明
必須属性
type="" 入力欄の種類 range 大まかな数値の入力欄
任意属性
グローバル属性
autocomplete=""HTML5で追加 ブラウザーによるオートコンプリートの可否 on オートコンプリートを行う
off オートコンプリートを行わない
disabled="" 入力欄を無効化 disabled 入力欄を無効化
form=""HTML5で追加 関連付けるフォーム ID名 関連づけるform”要素id”属性の値
list=""HTML5で追加 入力値の候補と関連付ける ID名 関連づけるdatalist”要素id”属性の値
max=""HTML5で追加 入力可能な最大値 数値 入力可能な最大値
min=""HTML5で追加 入力可能な最小値 数値 入力可能な最小値
name="" 入力欄の名前 文字列 入力欄の名前
step=""HTML5で追加 入力可能な数値の間隔 any どのような値も入力可能(無段階)
数値 入力可能な数値の間隔
value="" フォームで送信する値の初期値 数値 数値

仕様書

HTML 4 HTML 5 HTML 5.1 HTML 5.2 HTML Living Standard
range
定義なし

定義あり

定義あり

定義あり

定義あり
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