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link”要素~“rel="prerender"HTML Living Standardで定義注意

記事Oct.6th, 2020
Mar. 13th, 2023
事前に取得してレンダリングしておくべき外部リソースを示す
この記事はHTML Living Standardに対応しています。
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この属性は現行の仕様では廃止されています。
この属性は現行の仕様では廃止されています。

rel="prerender"

リンクの種類 外部リソースへのリンク
body-ok Yes

rel="prerender"”が指定されたlink”要素は事前にレンダリングするべき外部リソースを示します。

rel”属性の値にprefetchを指定した場合のように予めリソースを取得するのに加え、レンダリングも予め行います。レンダリングされたリソースがスクリプトやスタイルシートの場合は自動的に実行、もしくは適用されます。

次にウェブページを遷移するときに利用する可能性が高いと予想されるリソースを指定しておくと遷移時にリソースを取得してレンダリングするのにかかる時間を削減することができます。例えば、ユーザーの次の遷移先となる可能性が高いウェブページを指定しておくと、バックグラウンドで指定されたウェブページが事前にレンダリングされ、遷移したときにはすぐに表示することができます。

この値は“body-ok”であり、rel”属性の値に他に“body-ok”でない値が含まれない場合はlink”要素body”要素の中にも配置できます。

サンプルコード

<link rel="prerender" href="sample-3.html">

属性と値

属性
属性 説明 説明
必須属性
rel="" 文書と外部リソースの関係 prerenderHTML Living Standardで定義 リンク先を事前に取得してレンダリングする
リンクタイプ 文書と外部リソースの関係
href="" 文書と関連付ける外部リソース URL 事前に取得してレンダリングしておくべき外部リソースのURL
任意属性
グローバル属性
crossorigin=""HTML5で追加 外部リソースを読み込む時のCORSリクエストを設定 anonymous CORSリクエストを実行するが、SSL証明書、HTTP認証などの認証情報は使用しない
use-credentials CORSリクエストを実行し、SSL証明書、HTTP認証などの認証情報を使用する
media="" 外部リソースが対象とするメディア メディアクエリ 外部リソースが対象とするメディア条件
hreflang="" 外部リソースが記述されている言語 言語コード 外部リソースが記述されている言語
type="" 外部リソースのデータの種類 MIMEタイプ 外部リソースのMIMEタイプ
referrerpolicy=""HTML5.2で追加 リファラーポリシーを指定 リファラーポリシー リファラーポリシーを指定
fetchpriority=""HTML Living Standardで定義 外部リソースの読み込み時の優先度を指定する high 同じ種類の外部リソースと比較して取得の優先度が高いことを示す
low 同じ種類の外部リソースと比較して取得の優先度が低いことを示す
auto 同じ種類の外部リソースと比較時の優先度を自動的に判断すべきであることを示す
title="" 外部リソースに補足情報を付ける テキスト 補足情報

rel”属性の値は空白文字で区切ることで複数の値を指定できます。

仕様書

HTML 4 HTML 5 HTML 5.1 HTML 5.2 HTML Living Standard現行の仕様
prerender
定義なし

定義なし

定義なし

定義なし

定義あり削除
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