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“atan2()”関数
“atan2()”関数は2個の引数の逆正接を表す三角関数です。
“atan2()”関数が返す値は“-180°”よりも大きく、“180°”以下の“<angle>”値を表すラジアン角です。
引数は1個以上の数式をコンマ(“,”)で区切って記述します。
“atan2()”関数はxy平面上で、2個目の引数をx座標、1個目の引数をy座標とする点と原点を結ぶ直線と、x軸の正の部分がなす角度を値として返します。
引数には数学関数(“clamp()”関数や“max()”関数など)や数式が使用できます。引数は“<number>”値、“<dimension>”値、“<percentage>”値のいずれでも良いですが、2個の引数は同じ型でなければなりません。
引数に無限(“+∞”もしくは“-∞”)や“0”を含む場合に“atan2()”関数が返す値は以下の通りです。
x=-∞ | x<0 (x≠∞) |
x=0- | x=0+ | 0<x (x≠∞) |
x=+∞ | |
---|---|---|---|---|---|---|
y=-∞ | -135° | -90° | -90° | -90° | -90° | -45° |
y<0 (y≠∞) |
-180° | … | -90° | -90° | … | 0-° |
y=0- | -180° | -180° | -180° | 0-° | 0-° | 0-° |
y=0+ | 180° | 180° | 180° | 0+° | 0+° | 0+° |
0<y (y≠∞) |
180° | … | 90° | 90° | … | 0+° |
y=+∞ | 135° | 90° | 90° | 90° | 90° | 45° |
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