#
“pow()”関数
“pow()”関数は引数のべき乗を表す関数です。
“pow()”関数が返す値は“<number>”値です。
引数は2個の“<number>”値をコンマ(“,”)で区切って記述します。
1個目の引数は底(べき乗される数)、2個目の引数はべき指数を表します。
引数には数学関数(“clamp()”関数や“max()”関数など)や数式が使用できます。
底が負の有限数(無限ではない)であり、べき指数も有限数である場合、べき指数は整数値でなければなりません。そうでなければ“pow()”関数が返す値は“NaN”です。
底もしくはべき指数が無限(“+∞”もしくは“-∞”)か“0”である場合、“pow()”関数が返す値は以下のようになります。
- べき指数が負の無限(“-∞”)である場合
- 底が“-1”未満であれば、“0+”です。
- 底が“-1”であれば、“NaN”です。
- 底が“-1”よりも大きく、“1”未満であれば、“+∞”です。
- 底が“1”であれば、“NaN”です。
- 底が“1”よりも大きければ、“0+”です。
- べき指数が負の有限数である場合
- 底が“-∞”である場合は、べき指数が奇数であれば“0-”、そうでなければ“0+”です。
- 底が“0-”である場合は、べき指数が奇数であれば“-∞”、そうでなければ“+∞”です。
- 底が“0+”である場合は“+∞”です。
- 底が“+∞”である場合は“0+”です。
- べき指数が“0”である場合
- 返す値は常に“1”ですです。
- べき指数が正の有限数である場合
- 底が“-∞”である場合は、べき指数が奇数であれば“-∞”、そうでなければ“+∞”です。
- 底が“0-”である場合は、べき指数が奇数であれば“0-”、そうでなければ“0+”です。
- 底が“0+”である場合は“0+”です。
- 底が“+∞”である場合は“+∞”です。
- べき指数が正の無限(“+∞”)である場合
- 底が“-1”未満であれば、“+∞”です。
- 底が“-1”であれば、“NaN”です。
- 底が“-1”よりも大きく、“1”未満であれば、“0+”です。
- 底が“1”であれば、“NaN”です。
- 底が“1”よりも大きければ、“+∞”です。
#
#