

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“セクショニング・ルート”とは?
“セクショニング・ルート(Sectioning root)”は文書のアウトラインを生成するためのセクショニングのルートとなる要素で、HTML5で追加された定義です。セクショニング・ルートとなる要素の中にはその要素の外側とは独立したアウトラインが生成されます。

セクショニング・ルート要素により生成されるアウトラインはその外側のアウトラインからは切り離され、セクショニング・ルート要素の内外のアウトラインは互いに影響しません。また、セクショニング・ルート要素の外側のアウトラインがどのようになっていても中の見出しのランク付けも“h1”からとなります。
文書のアウトラインを生成する要素の分類であるセクショニング・コンテンツとは異なります。
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セクショニング・ルートとなる要素
要素 | 用途 |
---|---|
<blockquote> | 引用部分を表す |
<body> | 文書の内容を表す |
<details> | 開閉式のウィジェット |
<dialog> | ダイアログボックス |
<fieldset> | フォームの内容をグループ化 |
<figure> | 自己完結した内容を表す |
<td> | 表のセルを表す |