HTML5.2
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要素の変更点
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変更された要素
以下の要素はHTML5.2で変更されました。
要素 | 変更点 |
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<datalist> | 空の“option”要素を子要素として配置できるようになりました |
<div> | “dl”要素内に配置できるようになりました |
<legend> | “fieldset”要素内の“legend”要素内に見出し要素を配置できるようになりました |
<main> | ユーザーに表示されるのが一つである場合に限り複数の“main”要素を同じ文書内に配置できるようになりました |
<style> | “body”要素内に配置できるようになりました |
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廃止された要素
以下の要素はHTML5.2では廃止されたため使用できません。
要素 | 用途 |
---|---|
<keygen> | 暗号鍵を生成する |
<menu> | 操作メニューを表す |
<menuitem> | 操作メニューの項目を表す |
属性の変更点
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追加された属性
以下の属性はHTML5.2で新しく追加されました。
要素 | 属性 | 用途 |
---|---|---|
<iframe> | allowpaymentrequest="" | “Payment Request API”の実行を許可する |
referrerpolicy="" | リファラーポリシーを指定する | |
<img> | referrerpolicy="" | リファラーポリシーを指定する |
<link> | nonce="" | “Content Security Policy”のワンタイムトークンを指定する |
referrerpolicy="" | リファラーポリシーを指定する | |
<select> | autocomplete="" | オートコンプリートの可否を指定する |
以下の属性は一度廃止されましたがHTML5.2で再び定義されています。
要素 | 属性 | 用途 |
---|---|---|
<img> | longdesc="" | 画像を説明した文書のURL |
以下のイベントハンドラ属性はHTML5.1で新たに追加されました。
属性 | 用途 |
---|---|
onauxclick="" | 要素をマウスのホイールボタンでクリックした時に実行されるスクリプト |
onloadend="" | メディアのデータの読み込みが終わる時に実行されるスクリプト |
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変更された属性
以下の属性はHTML5.2で変更されました。
要素 | 属性 | 変更点 |
---|---|---|
<form> | method="" | 属性値として“dialog”を指定できるようになりました |
<iframe> | sandbox="" | 属性値として“allow-presentation”を指定できるようになりました |
<link> | sizes="" | “rel="apple-touch-icon"”の時にも指定できるようになりました |
<meta> | name="" | 属性値として“referrer”を指定できるようになりました |
<script> | type="" | 属性値として“module”を指定できるようになりました |
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廃止された属性
以下の属性はHTML5.2では廃止されたため使用できません。
要素 | 属性 | 用途 |
---|---|---|
<input> | inputmode="" | 入力する時のソフトウェアキーボードの種類を指定する |
<textarea> | inputmode="" | 入力する時のソフトウェアキーボードの種類を指定する |
以下のグローバル属性はHTML5.2では廃止されたため使用できません。
属性 | 用途 |
---|---|
contextmenu="" | コンテキストメニューに関連付ける |
dropzone="" | ドロップしたアイテムの受け入れ方法を指定する |
以下のイベントハンドラ属性はHTML5.2では廃止されたため使用できません。
属性 | 用途 |
---|---|
oncontextmenu="" | コンテキストメニューを表示した時に実行されるスクリプト |