要素について
カテゴリー | フロー・コンテンツ、フレージング・コンテンツ、パルパブル・コンテンツ |
利用場所 | フレージング・コンテンツが置ける場所 |
内容 | “datetime”属性を指定した場合、フレージング・コンテンツ |
“datetime”属性を指定しない場合、テキスト(ただし、機械可読な形式の日時や時間) | |
タグの省略 | 不可 |
“time”要素は日付や時刻、時間を機械可読な形式で表す要素です。
通常の文章中の日時や時間はコンピューターには読み取られませんが機械可読な形式で表すことによってカレンダー登録機能や検索エンジンなどが利用することができます。
“datetime”属性を指定しない場合は“time”要素は機械可読な形式の日付や時刻であるテキスト以外を含むことはできません。
サンプルコード
機械可読な形式の日時
日付
“yyyy-mm-dd”の形式で記述します。日を省略した“yyyy-mm”の形や年を省略した“mm-dd”の形でも記述できます。
機械可読な形式 | |
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2012-3-4 | 2012年3月4日 |
2012-3 | 2012年3月 |
3-4 | 3月4日 |
時刻
“hh-mm-ss”の形式で、時間は24時間表記(“0~23”)で記述します。秒数を省略した“hh-mm”の形でも記述できます。
機械可読な形式 | |
---|---|
12:34 | 12時34分 |
12:34:56 | 12時34分56秒 |
12:34:56.789 | 12時34分56.789秒 |
週
年の後に“W”をつけた週番号を記述する“yyyy-Www”の形式で記述します。
機械可読な形式 | |
---|---|
2015-W12 | 2015年第12週 |
日時
日付と時刻を“T”で区切った“yyyy-mm-ddThh-mm-ss”の形式、もしくは半角スペース(“ ”)で区切った“yyyy-mm-dd hh-mm-ss”の形で記述します。
機械可読な形式 | |
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2012-3-4T12:34 | 2012年3月4日12時34分 |
2012-3-4 12:34 | |
2012-3-4T12:34:56 | 2012年3月4日12時34分56秒 |
2012-3-4 12:34:56 | |
2012-3-4T12:34:56.789 | 2012年3月4日12時34分56.789秒 |
2012-3-4 12:34:56.789 |
日時の末尾に協定世界時(UTC)の場合は“Z”、協定世界時以外の場合は“±hhmm”か“±hh:mm”の形で協定世界時との時差を加えるとタイムゾーンを記述することができます。
機械可読な形式 | |
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2012-3-4T12:34Z | 2012年3月4日12時34分(協定世界時・UTC) |
2012-3-4T12:34+0000 | |
2012-3-4T12:34+00:00 | |
2012-3-4 12:34Z | |
2012-3-4 12:34+0000 | |
2012-3-4 12:34+00:00 | |
2012-3-4T12:34+0900 | 2012年3月4日12時34分(日本標準時・UTC+9) |
2012-3-4T12:34+09:00 | |
2012-3-4 12:34+0900 | |
2012-3-4 12:34+09:00 |
所要時間、経過時間
週(“w”)、日(“d”)、時間(“h”)、分(“m”)、秒(“s”)にそれぞれ単位をつけて半角スペース(“ ”)で区切って記述、もしくは“P”、日(“D”)、“T”、時間(“H”)、分(“M”)、秒(“S”)にそれぞれ単位をつけて続けて記述します。
機械可読な形式 | |
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P9DT3H45M6S | 1週間、2日と3時間45分6秒 |
P1DT23H45M6S | 1日と23時間45分6秒 |
PT12H3M45S | 12時間3分45秒 |
仕様書
“time”要素はHTML5から定義されている要素です。現行の仕様であるHTML Living Standardでも定義されています。
DOMインターフェース
[Exposed=Window]
interface HTMLTimeElement : HTMLElement {
[HTMLConstructor] constructor();
[CEReactions] attribute DOMString dateTime;
};
UAスタイルシート
@namespace url(http://www.w3.org/1999/xhtml);
/* なし */