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要素について
カテゴリー | フロー・コンテンツ、フレージング・コンテンツ、パルパブル・コンテンツ |
利用場所 | フレージング・コンテンツが置ける場所 |
内容 | フレージング・コンテンツ |
タグの省略 | 不可 |
“u”要素はテキストのラベル付けを表す要素です。
ニュアンスがはっきりと伝わりにくかったり、本来の意味とは違う意味で使っているテキストやスペルミス、中国語における固有名詞などに印をつけるために使用することができます。
他に適切な要素(重要性の高いテキストは“strong”要素、強調したいテキストは“em”要素、特定の関連性を持って強調したいテキストは“mark”要素など)がある場合はその要素を使用します。
一般的に下線を伴って表示されるハイパーリンクとユーザーが誤認する個所では使用するべきではありません。
サンプルコード
一般的なブラウザでは“u”要素の内容は下線を伴って表示されます。
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“下線”を表す
HTML4まで
HTML4までは“u”要素はスタイリング用の要素の一つで下線を引くための要素でした。HTML5でも一般的なブラウザでは“u”要素の内容は下線を伴って表示されますが、下線を引く目的で使用するのは適切ではありません。
代替方法
特別な意味を持たせることなく下線を引く場合は“span”要素などにスタイルシートの“text-decoration”プロパティを指定します。
.text-underline {
text-decoration: underline;
}
<p>特に意味のないテキストだが<span class="text-underline">この部分</span>だけは下線を引きたかったのでスタイルシートで下線を引いてみた。</p>
特に意味のないテキストだがこの部分だけは下線を引きたかったのでスタイルシートで下線を引いてみた。
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仕様書
“u”要素はHTML2.0で定義され、次のHTML2.0では定義されませんでしたがその後HTML3.2から再び定義されている要素です。意味が変更されましたが現行の仕様であるHTML Living Standardでも定義されています。
定義されている仕様書
<u> |
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DOMインターフェース
“u”要素は“HTMLElement”インターフェイスを使用します。
UAスタイルシート
@namespace url(http://www.w3.org/1999/xhtml);
u {
text-decoration: underline;
}