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“フレージング・コンテンツ”とは?
“フレージング・コンテンツ(Phrasing content)”は文書のテキストとテキストをマークアップする要素が分類されるカテゴリーです。フレージング・コンテンツの集まりが段落を形成します。
フレージング・コンテンツに分類される要素はすべてフロー・コンテンツにも分類されます。
HTML4までのインライン要素に分類された要素はフレージング・コンテンツに分類されています。
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フレージング・コンテンツに分類される要素
要素 | 用途 |
---|---|
<a> | ハイパーリンクを表す |
<abbr> | 略語や頭字語を表す |
<audio> | 音声コンテンツを埋め込む |
<b> | 特別なテキストを表す |
<bdi> | 書字方向が異なるテキストを表す |
<bdo> | テキストの書字方向を指定 |
<br> | 改行を表す |
<button> | ボタン |
<canvas> | スクリプトによる描画領域を表す |
<cite> | 作品のタイトルを表す |
<code> | ソースコードなどを表す |
<data> | 機械可読な形式で表す |
<datalist> | テキスト入力欄の入力候補を表す |
<del> | 削除された内容を表す |
<dfn> | 定義される用語を表す |
<em> | テキストの強調を表す |
<embed> | プラグインデータの埋め込み |
<i> | 質が異なるテキストを表す |
<iframe> | 他の文書の埋め込み |
<img> | 画像を埋め込む |
<input> | 入力欄 |
<ins> | 後から追記された内容を表す |
<kbd> | 入力するテキストの例を表す |
<label> | フォームの内容のラベル |
<map> | イメージマップを定義 |
<mark> | 他の場所からの参照のためにハイライト |
<meter> | 計測値 |
<noscript> | スクリプトが無効な環境での代替内容を表す |
<object> | 外部リソースの埋め込み |
<output> | 出力結果 |
<picture> | レスポンシブな画像を埋め込む |
<progress> | 進捗状況 |
<q> | 短い引用を表す |
<ruby> | ルビを振るテキストを指定 |
<s> | すでに正確ではない部分を表す |
<samp> | 出力されるテキストの例を表す |
<script> | スクリプトを埋め込む |
<select> | 選択式の入力欄 |
<slot> | スロット |
<small> | 細字部分を表す |
<span> | 特定の範囲をグループ化 |
<strong> | テキストの重要性を表す |
<sub> | 下付き文字を表す |
<sup> | 上付き文字を表す |
<template> | スクリプトで使用するテンプレートを表す |
<textarea> | 複数行のテキスト入力欄 |
<time> | 日付や時刻を機械可読な形式で指定 |
<u> | テキストのラベル付けを表す |
<var> | 変数を表す |
<video> | 映像コンテンツを埋め込む |
<wbr> | 改行可能な箇所を指定 |
自律カスタム要素 | JavaScriptを用いて定義する独自の要素 |
テキスト | テキスト |
以下の要素は指定された属性などの条件によってフレージング・コンテンツに分類される場合があります。
要素 | 用途 | 条件 |
---|---|---|
<area> | イメージマップの領域を指定 | “map”要素の子孫要素である場合 |
<link> | 外部リソースと関連付ける | “body”要素内に配置できる場合 |
<meta> | その他のメタデータを表す | “itemprop”属性を指定した場合 |